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原因について

手首や指に痛みや腫れ、不快感を感じる腱鞘炎はそれほど珍しい病気ではありません。一体どのような事が原因で起こるのでしょうか。私達の体は関節を使い曲げ伸ばしをしています。その関節を動かすのは筋肉です。

その筋肉の動きを四肢に伝える役目をしている場所を腱と呼びます。この腱を覆っている部分が腱鞘です。曲げ伸ばしなどの動作を行ったり重いものを持ち上げたりするたびに筋肉やその周りの部分に負担がかかり疲労をします。

筋肉やその周りに疲労や負担が重なり腱鞘が炎症を起こしてしまっている状態が腱鞘炎になるという事です。

実際に腱鞘炎が発症する動作としては、パソコンのキーボードを打つ、ギターを弾く、ピアノを弾く、絵や字を書く、子育て中で赤ちゃんを抱っこする、料理を作る時にフライパンを持って振るなどの手首や指を酷使する動作です。

毎日の生活や仕事をしている中で何気なく行っている事でも、同じ動作を継続的に行う事によって自分では気がつかないうちに同じ部分に疲労を蓄積させてしまいます。蓄積した疲労はやがて筋肉やその周りに炎症を起こしてしまうのです。

手首や指の使い過ぎで病気を引き起こすのとは別に怪我や関節炎から発症する事もあります。その他にも更年期や出産時期の女性がかかる率が高いことから女性ホルモンの変化が要因の1つだと考えられています。

予防するには腱鞘炎になるほど同じ動作を行わないという事です。同じ動きをしてもこまめに休息を取ったり、疲れや痛みや腫れなどを感じたら患部を冷やすなど早めに処置をした場合は悪化する事も少なく、症状も早く治す事が出来ます。

仕事や生活の中で手首や指の部分を使い続けている時に違和感や疲れを感じたら休息をとるなどを行うように心がけることが病気を防ぐことに繋がります。赤ちゃんを頻繁に抱っこしている子育て中のお母さんは育児で頭がいっぱいになり抱っこしている事が病気を引き起こすなど思わないでしょう。

しかし、赤ちゃんは日に日に重くなりますし、抱き方に癖がついてしまうといつも同じ部分の筋肉を使って赤ちゃんを抱いていることになっているのです。育児の最中でもお母さんの休息は大切な時間です。

家族が休みの日や協力してくれる人達に少し頼るようにして体を休めましょう。痛みや不快感は使い過ぎがから起きています。逆に言うと患部の休息が腱鞘炎の予防になるという事です。

仕事も毎日、時間に追われこなさなければならない作業は山ほどありなかなか休憩を取れないという場合もあります。しかし、体の為を思えばやはり休息はとらないといけません。長い時間ではなく短い時間でも休息をとるようにしましょう。

発症してしまったのは何故なのかがわかっているのでその動作をする時に気をつけたり、原因を作らないようにする事が予防になります。また腱鞘炎はかかってしまってもその原因さえ改善されれば比較的短期間で治る病気です。腱鞘炎になった理由を考えて心当たりがある人は改善を行いましょう。