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腰部脊柱管狭窄症と運動療法

運動器系の疾患のほとんどで重要なのが、運動による治療の継続です。しかし、腰や足、肩の疾患など、日常生活の要となる部位に起こる例が多いのもこのタイプの疾患です。つまり、全身の動きがなかなか言うことを聞かない、と億劫になりがちだという性格があります。

しかしながら安静を続けるだけということではなかなかよい治療はできません。もちろん動かせる範囲で、痛みが起こらないようにすることが基本ですので、決して無理なことでもありません。

腰部脊柱管狭窄症でもこの方法は多用されます。歩行の訓練やプールでの水中歩行、また最近ではジムで使用するようなエアロバイクを利用されている方も多くなっています。

また脊柱管狭窄症は腰の病気ですから、腹筋と背筋を鍛えることも大切です。背骨を支えるための身体の要となる筋肉が弱ると、腰にはどんどん負担が増してきます。

この中でも手軽なものとして、歩行訓練があります。ホームケアでも構いません。特に高齢者の方の場合は外に出ると障害が多くなりがちです。玄関の外、庭でもいいですから、無理をしない程度に歩くことで、全身の筋力がアップします。

またプール、水中での運動は腰にも足にも負担がかかりませんので、陸上よりもベストな選択です。高齢者の方や女性には温水プールがお勧めです。冷え性の改善にも効果がありますし、心臓への負担も考慮することが大切です。

また若い方にはエアロバイクがお勧めです。楽しくトレーニングできますし、専用の機械ですので様々な機能が付いていて、慣れればかなり長続きすると思います。

腹筋や背筋の鍛錬についても、エアロバイクがある程度まかなってくれます。またジムを利用すれば歩行訓練にもなり、その他にも様々なツールがあります。

総じて医師の指導を受けることも大切です。治療時期によっては禁止されることもあります。リハビリ療法士や理学療法医師のアドバイスを取り入れながら行っていくのが理想です。