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指圧と適応症

指圧にはどのような適応症があるのでしょうか? それぞれの代替療法には様々な適応症がありますが、指圧となるとよくわからない、という方も多いと思います。

まず指圧とはこれだけでなくマッサージや按摩も含めて言うことが多いですが、揉んだりさすったり、こねたり叩く、など、様々な刺激法があります。また全体的にツボを意識して治療をします。

このことで、血行を促進させたり、関節の拘縮や癒着、神経や内臓にも大きな効果があります。つまり適応する症状を考える前に、健康を増進させることができる、ということがまず考えられます。

主には、神経系疾患として神経痛や麻痺、痙攣や脳卒中後遺症、ノイローゼや不眠症などがあります。

また運動器系疾患では、慢性関節リウマチや筋肉痛、筋萎縮や筋力減退、軽症の筋炎や関節の拘縮、癒着の剥離や関節の変形などです。また骨折や脱臼の治療も古くは行われていましたが、最近の指圧では後遺症の治療をするケースに限定されています。

循環器系疾患では心臓神経症や局所性の充血、鬱血や貧血など、呼吸器系疾患では気管支喘息や慢性気管支炎などがあります。その他には消化器系疾患として胃下垂や慢性胃炎、便秘など、生殖、泌尿器系としては膀胱炎などです。

この手の施術では、効果があるのは肩凝りや腰痛、または疲労回復や術後の体力増強など、と思われがちですが、ざっと例を挙げただけでもこれだけの適応症があります。

また指圧で健康保険が適応できるケースとしては、筋麻痺や関節拘縮等の運動機能障害がある場合に対して、それらの症状の改善を目的とする医療マッサージ、と定められています。

では指圧の禁忌症は?といえば、まず上記にあるように骨折や、高熱を伴う疾患、伝染性疾患、皮膚炎がある疾患、出血しやすい病気、そして悪性腫瘍のような絶対安静を要する状態の場合があてはまります。指圧治療が適応可能かどうかは、まず病院で診察を受けてから医師に相談するのがよい方法だと思われます。