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腰痛と骨粗鬆症の関係について

腰痛の原因と考えられるものとして、骨粗鬆症があります。骨粗鬆症では、文字通りに骨がカスカスの状態になってしまいます。

鬆という字は大根をおろしたような状態を示し、このように大根の状態ではまだ太くて固いのに、下ろして水のようになってしまうものが骨粗鬆症の正体であると言えます。

人体の骨は常に作りかえられています。また、骨が再生するよりも、壊されて失ってしまう量が増えると、骨粗鬆症が起こりやすいと言われています。

また女性では特に閉経後に起こりやすく、骨を維持するために働く女性ホルモンが減ることが原因です。では何故骨が脆くなると腰痛が起こるのかというと、特に腰や背中などの骨が身体の骨の中では中心的な役割を持っているからです。

まず腰や背中に痛み、まただるさなどを感じ、姿勢が悪いと余計に痛みます。そして骨粗鬆症が進んだ場合に怖いのが骨折です。背中や腰の骨がいわゆる圧迫骨折を起こします。

ちょっとした拍子で骨折するのですからあまり注意していても仕方が無い場合も多く、骨折が起こると背中が極端に曲がってきたり、身長が低くなり、腹部の圧迫による様々な影響も考えられます。

また老人で要注意なのが手や肩、足などの骨折です。自宅でちょっとぶつけた、などのケースでも起こりますので、バリアフリーや緩衝などの設備にも重点を置く必要があります。

運動不足も大きな原因となり得ます。骨のカルシウムは運動によって定着しますが、運動しないとすぐに抜けてしまいます。またもちろん食事のケアも大切です。

骨の材料となるのはまずカルシウムがありますが、たんぱく質やマグネシウム、ビタミンD、そして日光浴なども必要です。

骨折まで起こってしまったら消炎鎮痛剤やコルセットなどの処置が必要ですが、まだ骨が弱いだけという場合はとにかく独力でも改善に努めることが先決です。病院でも色々な方法をアドバイスしてもらえますので、腕のいい整形外科にかかることも大切です。