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腰痛と老人

腰痛は年齢に関わらず発症します。10代の若者も姿勢が悪かったり、ゲームのしすぎで運動不足を悪化させると腰痛は必ずといっていいほど起こってしまいます。

しかし、やはり高齢者、老人にはその数では負けます。

加齢によって骨も筋肉も衰えてきますので、仕方の無いことでもありますが、ロコモティブシンドロームという言葉ができ、要介護状態に近い老人の数が急激に増えていると言われています。

また高齢化社会ですから、ロコモになる老人の数が増えれば増えるほど、問題も大きくなりがちです。このようなことからも、腰痛は絶対に甘くみてはいけません。

重い病気を伴っている場合は、特にできるだけ早期に手を打っておく必要があります。また老人の腰痛の原因として多くなっているのが、骨粗鬆症です。

骨粗鬆症とは、骨が極端にもろくなってしまう病気です。閉経後の女性はカルシウム分を守るためのホルモンの分泌が起こらないために、特に要注意です。

更年期障害とも言えます。日常生活でちょっとしたはずみで骨折を起こし、そのまま元に戻らなくなってしまうことも考えられます。

骨粗鬆症で怖いのが、背骨の圧迫骨折です。腰痛や背中の痛みが極端にひどいという場合は、すでに骨折してしまっている可能性も否定できません。

背中が曲がってきた、あるいは身長が突然低くなった、という場合も要注意です。また老人でもリハビリは有効です。若い方よりも回復は遅いですが、これはしょうがありません。

しかし、筋肉も骨も、特に食事に気を使うことでかなりの改善を期待することができるのです。ウォーキングや入浴時の軽い運動なども欠かせません。

高い発症率のある病気ですから、誰もが気にしなければならないのですが、若い頃に無理をされた方は特にそのまま過ごしてしまいがちです。

また定年後、リタイヤされた方は特に危険です。何もやる気が起きなくなってくると、急に力を失ってしまい、突然ひどい腰痛に襲われるケースも増えています。